保育の特色

食育

若草保育園では食に関する知識とバランスの良い食事を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育めるように食育活動に取り組んでいます。

その基礎を培う乳幼児期の食育は、とても重要です。健康な食習慣を身に付けると共に、誰かと一緒に食事を楽しんだり、食べ物を栽培、収穫したり、旬の食材を味わったり実際に調理をして試食をするなどの活動を一年間を通して計画的に取り組んでいます。

また、年間プログラムを立て、毎月の誕生会の中で、子ども達にわかりやすく、食に対しての望ましい食習慣や態度を身に付けます。三食品群(赤・黄・緑)の話・食中毒・マナー・三角食べなどを工プロンシアターや紙芝居・劇などにして、取り入れています。

クッキング保育

毎月4~5歳児が中心になり、包丁を使って野菜・果物を切り、手作りおやつを一緒に作ったりします。また、野菜を育てながら色々な食材にふれたり、実際に調理し、試食をしたりします。毎日、食を作ってくれる人への感謝の気持ちや、食への意欲を育てます。

ふれあい遊び

末満児(0 • 1 • 2 歳児)と以上児(3 • 4 • 5 歳児)が月2回の割合で、各クラスごとに、交流をし、ふれあい遊びを しています。

最初は、どう触れ合ってよいのか関わり方が 解らずにいた子ども達でしたが、回を重ねるごとに、表情も変わり、名前を覚え自分の方から小さな子のところに近寄って行き、関わろうとする姿が、見られるようになってきました。兄弟児がいない子にとっては、特に良い経験になっているようです。

今人とのかかわりが希薄になり、機械やゲームでしか人と関わろうとしない若者にならないためにもこのように、小さな時から、小さな子と接し弱者をいたわる心・人と関わる楽しさを育てたいと思います。

体育教室

カワイ体育教室の先生に毎月2回、来ていただき子ども達の体幹や運動能力を育みます。 年少・年中・年長クラス(2歳児クラスは年4回)が参加します。

ねらいは、いろいろな運動あそびを体験し、変化させたり、組み合わせたりと多様化していきます。主に、マット・鉄棒・跳び箱・ボール・縄に取り組みます。 運動会ではサーキットで一人ひとりの成果を披露します。 子ども達は最後まで頑張り達成感や満足感を味わうことができます。

音楽指導

未満児クラスから簡単なリズムあそびや楽器あそびを経験します。

年中クラスでは、音階や基本のリズムを身に付けて、鍵盤ハーモニカの練習をします。 簡単な童謡が演奏できるようになります。後半には、リズムスティックを使用してリズム打ちをします。これは年長クラスでの運動会の鼓隊の基礎となります。

年長クラスになると曲に合わせてリズム打ちをします。運動会の鼓隊では隊形移動をしながらドラムマーチを演奏したり曲に合わせて演奏を披露します。

音楽発表会では年少クラスは合唱と楽器あそび、年中クラスは合唱と鍵盤ハーモニカ、年長クラスは合唱と合奏に取り組みます。 特に年長クラスの合奏はこれまでの音楽指導の集大成として、子ども達も意欲的に練習に 取り組み、クラス全員で協力して素晴らしい演奏を披露します。